もう子供じゃない、でも大人でもない19歳のふたりだからできる演奏がここに! さくらしめじ配信ライブレポート
今回のライブは、自然の中でのパフォーマンスになる様子。リリリリ……という虫の声をバックに、ふたりの声が響く。「さくらしめじ、夜の配信ライブ。『それでも進むから、少しの勇気を。』」──。
暗闇に輝くキノコのライトと、星のように見える無数の小さなライトが可愛い、屋外のステージ。茶系のシャツにボタニカル柄のベスト、えんじのパンツの雅功。衿と袖口がボタニカル柄な黒系シャツと、茶色いパンツの彪我。
フォークロア調のふたりの衣装が、周りの雰囲気としっくりと合っている。1曲目はアコースティック・バーションの「きみでした」。甘さと力強さが混じるふたりの声、心に直接響くようなギターが心地よい。「夜の配信」を意識してか、高すぎないテンションがじんわりしみる。
曲終わりでキノコ柄のアクリル板をはさんで、向かい合うふたり。ギターの音だけを合わせスムーズに2曲目「まよなかぴくにっく」へ。高音を聴かせる彪我、それを支える雅功の低音。「大好きカバンに詰め込んで一番星を見つけだそうおっきなハシゴをひっかけて目指すは三日月夜空を歩こう」……まさに特別な夜にピッタリな、可愛らしい歌詞だった。
2曲続けて思い切りパフォーマンスした後で、「どうも、さくらしめじです!皆さんこんばんは~」