BEGIN『お天気祭りツアー』ファイナル公演 祭り気分に浮き立つライブレポート
![BEGIN『お天気祭りツアー2024』2024年6月22日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA Photo:Viola Kam[V’z Twinkle]](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FLP_P_PIA%252F2024%252FLP_P_PIA_1401a5d3_568f_4687_876d_ee24cd56906e%252FLP_P_PIA_1401a5d3_568f_4687_876d_ee24cd56906e_480c9213d676911c929c_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
Photo:Viola Kam[V’z Twinkle]
Text:斉藤貴志Photo:Viola Kam[V’z Twinkle]
1990年のデビューから34周年を迎えたBEGIN。3月から全国26都市を回った『お天気祭りツアー2024』のファイナルがLINE CUBE SHIBUYAで行われた。石垣島で小学校からの同級生だった3人が生んだ、沖縄に根差す数々の名曲を披露しながら、まさに祭り気分に浮き立つライブとなった。
祭りを銘打った今回のツアー。沖縄の宴席では、幕開けにまず1曲という「座開き」の風習があるそうで、比嘉栄昇の息子でバックでドラムを叩く比嘉舜太朗が担った。ギターの弾き語りで自身のバンド・HoRookiesの「結の唄」を披露し、BEGINを呼び込む。
会場の拍手と指笛で迎えられた3人。三線を持った比嘉栄昇が「ただいま、渋谷。
帰ってまいりました」と挨拶して、1年4カ月ぶりのLINE CUBE SHIBUYAの1曲目は「がんばれ節」。手拍子に乗り、島袋優はギター、上地等はアコーディオンを奏でて、初っ端から沖縄民謡が全開だ。3人が順繰りに歌いながら、<がんばれよ~がんばれよ~>と朗々と繰り返され、リズミカルなアンサンブルも心地良い。