『ひつじのショーン』映画第2弾が公開! 監督が語る
『ウォレスとグルミット』シリーズや『アーリマン』など人気作を次々に生み出している英国アードマン・アニメーションズの最新作『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』が13日(金)から公開になる。テレビシリーズでも大人気の『ひつじのショーン』の映画版第2弾で、ショーンと宇宙からやってきた女の子ルーラの友情と冒険のドラマが描かれるが、監督を務めたウィル・ベチャーは「今回の映画では初期段階から“映画的な表現”で物語を描くことを目指した」という。
『ひつじのショーン』シリーズは、牧場で暮らすショーンをはじめとする羊たち、牧羊犬のビッツァー、ちょっとボンヤリしている牧場主たちの騒動を描く人気作。人形を少しずつ撮影していくストップ・モーション・アニメの手法で描かれ、劇中には人間が理解できるセリフはなく、すべてがキャラクターの動き、表情の変化、ストーリー運びだけで描かれる。彼らは短いエピソードをテレビで発表し続けた後に『映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』を製作し、高い評価を集めた。
『…バック・トゥ・ザ・ホーム』でキャラクター・クリエイションを、『アーリーマン』ではアニメーション監督を務めたベチャーは映画第2弾を任されることになり、前作同様にセリフやテロップなしのまま、さらに複雑な物語を描くことを目指した。