2021年12月3日 10:00
松下洸平主演『夜来香ラプソディ』2022年3月より上演決定 「何か責任を感じます」
新作音楽劇『夜来香(イエライシャン)ラプソディ』が、2022年3月、Bunkamuraシアターコクーンを皮切りに上演されることが決定した。
本作は、第2次世界大戦末期の上海を舞台に、人種やイデオロギーの壁を乗り越えコンサートを開催しようとした人々を描く物語。
日本軍の支配下にも関わらず、租界という名の治外法権が存在し、嵐の中の台風の目のように様々な国の文化が行き交い育まれていた当時の上海、同時に日本軍に対抗する中国国内の政治勢力の思惑も蠢き、“魔都”とも称される都市だった。その上海にやってきた『蘇州夜曲』や『別れのブルース』などのヒット曲を世に送り出した新進気鋭の作曲家・服部良一を中心に、音楽を通じて絆を結び合う人々の葛藤と夢を描くドラマとなる。
演出は、華やかさの中に毒を含む独特な演出で多彩な作品を生み出し、演劇ファンの信頼も厚い演出家・河原雅彦。2017年に上演された音楽劇『魔都夜曲』に続き上海歴史劇に挑む。音楽もまた『魔都夜曲』に続き、J-POP屈指のプロデューサー・作曲家の本間昭光が担当。至極の服部メロディーをはじめ、オリジナル曲も加えた、エンタテインメント性豊かな日本オリジナルの音楽劇が誕生した。