ブラピのスタントダブルだった男が映画監督に上り詰めるまで。『フォールガイ』デヴィッド・リーチ監督の華麗なる転身
(C)2024 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』『ブレット・トレイン』などで知られるデヴィッド・リーチ監督の最新作『フォールガイ』が、8月16日(金) より全国公開される。
『フォールガイ』はスタントマンを主人公にした映画だが、リーチ監督も実はスタントマン出身。映画好きの少年が、如何にしてスタントの世界に入り、監督にまで上り詰めたのか。ここではその魅力に迫る。
『マトリックス レボリューションズ』『300』『ボーン・アルティメイタム』など錚錚たる作品のスタントをこなしてきた監督だが、「私の映画愛は高校生の時に始まった。『リーサル・ウェポン』や『ダイ・ハード』のようなアクションコメディやアクションドラマに大いに感化され、自分も映画製作に関わりたいと思うようになったんだ。マーシャルアーツの経験があったし、辛抱強く努力を続けているうちにタイミングやいい指導者に恵まれ、スタントの世界に入ることができた」と振り返る。
高校時代にマーシャルアーツに憧れるも、自身の学校に武術の授業がなかったことから武術に関する本や雑誌を読み漁り、スポーツの合間にはガレージでトレーニングに励んだというリーチ監督。