劇団papercraftの新作公演『旧体』上演決定 土村芳、尾上寛之らが出演
25歳の脚本家・演出家の海路が主宰を務める劇団papercraftの第12回公演『旧体』が、2025年8月29日(金) から9月3日(水) に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される。
リアルな台詞で紡がれる現実と虚構が交錯した、幻想的で不条理な世界観の作品によって、これまでも観客を魅了し続け、ファンの心を掴んできた劇団papercraft。新作公演となる今回は、「球体の出現とともに人類の進化が突如始まった話」が展開される。それまでごく一般的な暮らしをしていた主人公だったが、ある日を境に周囲が続々と進化し、全能な人間へと生まれ変わっていってしまう。そんな中である想いが肥大化していき……。
ドラマ『本気のしるし』や『二十四の瞳』など話題作への出演が続く土村芳が、「周囲の球体化に取り残されていく家庭教師」役として主演を務める。またその旦那役を、パルコ・プロデュース『最高の家出』(作・演出:三浦直之)やナイロン100℃『Don’t freak out』(作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)など数々の舞台に出演するほか、映像では『罪の声』『それぞれの花』などにも出演する実力派俳優の尾上寛之が演じる。