三浦涼介の美の秘密「リップクリーム1本で世界観が変わる」
ただ、僕が演じたふわりという役は、キラキラ感があるキャラクターなので、撮影が楽しみだなと思いました。
――主人公・まいるの、心と見た目は女性の“叔父”(原作ではお隣さん)であるふわりちゃんは、とても重要である共に難しい役柄だったと思います。ただ、三浦さんが女装された姿があまりにも美しくて、まずは驚きました。
ありがとうございます。原作のふわりは、キャピキャピしていてすごくキャッチーなキャラクターなんですが、ドラマだからこそのふわりのビジュアルを、監督さんやスタッフさんの皆さんと作り上げました。撮影前に衣装合わせをして、ちょっとお姉さんチックでデキる女性を目指し、メイクもナチュラルでやり過ぎないようにしています。
――確かに、原作はもっとギャルっぽい見た目かもしれません。
僕はやはり原作ありきというか、原作ファンの方たちがどんな風に見て、どんな風に思うかということをいつも大切にしています。
過去、いろんな原作付きの作品を演じてきましたが、そこは常に考えるところでした。ただ原作を大事にすることと、ドラマの色を出すことは、両立するのかなって。
――ふわりちゃんとして出来上がったご自分を見て、どう思いましたか?
ポスター撮影のときに初めて、メイクをして衣装を着て皆さんの前に立ったんですが、一番嬉しかったのは監督さんの「あの、キレイです」