2021年10月21日 12:00
「ある日とつぜん茶色のペット以外飼ってはいけない」という法律が!? 『シャルリー~茶色の朝』日本初演
現代フランスを代表する作曲家の一人、ブルーノ・ジネールによる『シャルリー~茶色の朝』日本初演が目前だ(10月30日、31日:神奈川県立音楽堂)。
この作品を演奏する「アンサンブル K」は初来日。ストラスブールを本拠にユニークな活動を拡げ、フランス国立ヴァンドゥ―ヴル=レ=ナンシー舞台芸術センターとの共同プロダクションで同作品を世界舞台初演した団体だ。
「ある日とつぜん茶色のペット以外飼ってはいけない」という法律ができたら?シャルリーはだれ?私?それともあなたのこと?
刺激的なテーマの下、フランス社会を動かし、全世界で読みつがれてきた小さな物語に注目したい。
今回の上演は以下の3部構成
第1部:室内楽コンサート
第2部:シャルリー(ポケット・オペラ)
第3部:作曲家ブルーノ・ジネールを囲むクロストーク(通訳付き)
*第一部の室内楽コンサートでは「禁じられた音楽」をテーマに1933年ベルリンのキャバレーの雰囲気ではじまるというのも興味深い。
公演詳細
10月30日(土)、31日(日)神奈川県立音楽堂(木のホール)
ブルーノ・ジネール『シャルリー~茶色の朝』
https://www.kanagawa-ongakudo.com/d/charlie
●ブルーノ・ジネール(作曲)