まずは聴くべき“三大名曲”とは? 読響サマーフェスティバル2024
読売日本交響楽団による“真夏の人気企画”、読響サマーフェスティバル2024「三大交響曲」&「三大協奏曲」公演が、今年も華やかに開催される。
音楽史に燦然と輝く三大交響曲とは、シューベルト:交響曲第7番「未完成」、ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界から」の3曲だ。そして「三大協奏曲」のほうは、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲の3曲だ。これぞまさに、クラシックを楽しみたいけれど、何を聴いたらよいのかわからない、というクラシック初心者に、迷わずおすすめできる公演だ。
三大交響曲の主役である指揮者は、ハチャトゥリアン国際コンクール優勝者の出口大地であることにも興味津々。ドイツと日本を拠点に活躍する話題の新鋭の実力やいかに。一方三大協奏曲の楽しみは、中野りな(ヴァイオリン)、佐藤桂菜(チェロ)、進藤実優(ピアノ)という、若きソリストの演奏を一挙に楽しめること。大井剛史率いる読売日本交響楽団とのコラボレーションが楽しみだ。
さて、2種類の三大名曲のどちらを選ぶのかはあなた次第。夏のこの時期ならではの素敵な時間をご堪能あれ。