くらし情報『鈴木アツト作・演出『みえないくに』開幕 舞台写真&コメント到着』

2024年1月18日 14:15

鈴木アツト作・演出『みえないくに』開幕 舞台写真&コメント到着

「日本の演劇人を育てるプロジェクト」文化庁 海外研修の成果公演『みえないくに』


「日本の演劇人を育てるプロジェクト」文化庁 海外研修の成果公演『みえないくに』が、2024年1月18日(木) に東京・東京芸術劇場シアターイーストで初日を迎えた。

本公演は、文化庁新進芸術家海外研修制度において、イギリスで研修、研鑽を積んだ劇団印象の鈴木アツトが、成果を発表すべく書き下ろした戯曲。壮一帆、岡千絵、土居裕子のベテラン俳優陣が、架空の国「グラゴニア」の言葉を巡って翻弄される女性たちを演じる。


鈴木アツト作・演出『みえないくに』開幕 舞台写真&コメント到着

鈴木アツト作・演出『みえないくに』開幕 舞台写真&コメント到着

鈴木アツト作・演出『みえないくに』開幕 舞台写真&コメント到着


公演は1月21日(日) まで。

■鈴木アツト コメント
私は、これまで物語の舞台を外国にした作品をたくさん書いてきた。インド、タイ、ドイツ、フランス、イギリス、チェコ、ロシア等々。当然、資料を読まなければ書けないし、その国に住む人の生活を肌感覚で知るためには、現地の人が書いた文章を読むのが、一番いい。想像力と創作意欲が刺激される。つまり、それらの「良い翻訳」があるかどうかは、私の劇作の仕事にとっては死活問題なのである。

ただ、その「良い翻訳」の充実度は、国によって濃淡があるというのも事実だ。インドが舞台の戯曲を書いた時は、その題材の日本語の資料がほとんどなく、とても苦労した。

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