くらし情報『新国立劇場《蝶々夫人》"理想の蝶々さん"小林厚子がいよいよ登場』

新国立劇場《蝶々夫人》"理想の蝶々さん"小林厚子がいよいよ登場

小林厚子


新国立劇場で5月に上演されるプッチーニ《蝶々夫人》は、同劇場で最も多く上演されている人気演目。題名役を、"理想の蝶々さん"と評判の小林厚子(ソプラノ)が演じる。現代を代表する蝶々さんが、新国立劇場のシーズン公演にいよいよ登場する。

「2008年の《アイーダ》でアイーダ役のカヴァーをさせていただいたのが、この劇場でいただいた最初のお仕事でした。私は、新国立劇場に育てていただいたという気持ちがあるんです。その劇場の本公演で歌わせていただけることは、本当に感慨深く、とても光栄なのですが、それは私個人の気持ち。舞台には持ち込まずに、蝶々さんとして作品を届けたいなと思っています」

舞台に立っているのは蝶々さんという役であって、小林厚子自身ではないという。そうあるべきなのだろう。
それは実際の演じ方、歌い方でも同じこと。

「もちろん稽古が始まればマエストロや演出家からのご指示やリクエストはありますが、私自身の準備段階ではプロダクションによって歌い方を変えようとは考えていません。現場で蝶々さんとして感じるままにと思っていますが、同じ演出でも、共演者が違えば、感じ方も毎回違ってきます」

新国立劇場《蝶々夫人》"理想の蝶々さん"小林厚子がいよいよ登場


新国立劇場《蝶々夫人》の現役プロダクションは栗山民也の演出。
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