全員現役!71歳から105歳までの女性アーティスト16名を紹介 『アナザーエナジー展』21年4月に森美術館で開催
絵画、映像、彫刻、大規模インスタレーション、パフォーマンスなど、多彩で力強い作品の創作を続けている女性アーティストを紹介する『アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』が、2021年4月22日(木)から9月26日(日)まで、森美術館で開催される。
彼女たち16人のアーティストは、現在71歳から105歳まで、全員が50年以上のキャリアを持つ。その出身地は世界14カ国、現在の活動拠点も多岐にわたる。展示された作品の幅広さだけではなく、作品のバックグラウンドやアーティストの生き方、考え方の多様性も見て取れよう。
展示作品は、彼女たちの初期、つまり戦後動乱期の1950年代から1970年代から、この展覧会のための新作まで、幅広く見ることができる。フェミニズムや移民の歴史などの世界が抱える問題や事象、美術史のさまざまな解釈なども見えてくる。
また、アートマーケットや美術館に注目されがちなアートシーンにおいて、アーティストたちが置かれた環境や時代の変化のなかで、彼女たちは自身の信念を貫いて創作を続けている。展覧会では、こうした彼女たちのこれまでの活動、人生の軌跡、共通点などにも触れていく。
長いキャリアの中で、ひたむきに挑戦してきたアーティストの歩みを感じ取れるはずだ。
会期中は、展覧会のコンセプト、彼女たちの「アート+ライフ」をより良く理解するためのレクチャーやアーティスト・トークも予定されている。カタログは、2人のキュレーターの主論考に加え、世界各地の専門家による論考16本という構成だ。展覧会場に足を運ぶだけではない、多角的にアーティストたちの「アナザーエナジー」を知ることができる。
【開催情報】
『アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』
2021年4月22日(木)から9月26日(日)、森美術館にて開催
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/anotherenergy/index.html
リリ・デュジュリー《無題(均衡)》1967年鉄サイズ可変展示風景:「時間の折り重なり」ミュ・ゼー(ベルギー、オーステンデ)2015年撮影:Dirk Pauwels
カルメン・ヘレラ《赤い直角》2017-2018年塗料、アルミニウム109.7×153.7×26.4 cmCourtesy: Lisson Gallery
三島喜美代 《作品 19-C5》2019年シルクスクリーン印刷した陶に手彩色、鉄サイズ可変Courtesy: Taka Ishii Gallery
宮本和子《ブラック・ポピー》1979年黒い糸、釘274×183×213 cmCourtesy: Exile, Vienna, and Take Ninagawa, Tokyo展示風景:A.I.R.ギャラリー(ニューヨーク)1979年
ロビン・ホワイト+ルハ・フィフィタ(共同制作)《大通り沿いに目にしたもの》(「真っ直ぐな道 2013-16」シリーズより)2015-2016年顔料、草木染をしたバーククロス2,400×380 cm展示風景:「大通り沿いに目にしたもの」ビクトリア国立美術館(メルボルン)2016年撮影:Michael Fudakowski
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