妖精と人間の戦い描く『マレフィセント2』が現代の観客へ伝えるメッセージ
(c)2020 Disney
ディズニー・アニメーションの金字塔『眠れる森の美女』に隠されていた誰も知らない物語を、ドラマティックに描き出した実写映画『マレフィセント』。その続編として、再びアンジェリーナ・ジョリーを主演に迎え、美しきヴィラン・マレフィセントを描いたファンタジーアドベンチャー『マレフィセント2』が2月5日(水)にMovieNEXと4K UHD MovieNEXで発売、先行デジタル配信される。この記事では、『マレフィセント2』の伝えようとするメッセージに着目して、作品を紹介したい。
本作で描かれるのは、妖精界を滅ぼそうとする恐るべき罠だ。永遠の眠りから目覚めたプリンセス、オーロラ姫とフィリップ王子の結婚は、人間と妖精の間に平和をもたらし、世界を幸福に導くはずだった。しかしその婚礼には、マレフィセントとオーロラ姫の絆を引き裂こうとする陰謀が隠されていた……。
5年ぶりの続編となる本作では、主人公のマレフィセントに最大のピンチが訪れる。深い愛情を注いだオーロラ姫の結婚を祝う晩餐会で、ある策略に巻き込まれ「人間の王に呪いをかけた」と濡れ衣を着せられてしまうのだ。
心身ともに傷ついたマレフィセントを救ったのが、彼女と同じ種族である“ダーク・フェイ”。