パルコ・プロデュース2024『Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド ~虚空に触れて~』が10月8日、東京・PARCO劇場で開幕。主演を務める正門良規(Aぇ! group)をはじめ、共演する古川琴音、田中亨、浅利陽介、演出のトム・モリスが取材に応じ、本作にかける思いを語った。
原作は本作の主人公である登山家、ジョー・シンプソン本人が1988年に執筆した小説『Touching the Void』(邦題『死のクレバス』)。若き登山家ペアがアンデス山脈にある標高約6400メートルのシウラ・グランデ山に登頂した際、実際に経験した遭難事故をもとに、大自然と対峙する人間の生きる力をあぶり出す傑作舞台が、日本人キャストによる日本語上演で初演を果たす。