くらし情報『宮邸時代の家具や調度を用い邸宅空間を再現『建物公開2023 邸宅の記憶』4月1日より開催』

2023年3月15日 12:00

宮邸時代の家具や調度を用い邸宅空間を再現『建物公開2023 邸宅の記憶』4月1日より開催

東京都庭園美術館本館 外観


2023年4月1日(土)より、東京都庭園美術館では、『建物公開2023邸宅の記憶』が開催される。

1933年に竣工した朝香宮邸は、現在、東京都庭園美術館本館として活用されている。当時世界中で流行していたアール・デコ様式を日本に移植した重要文化財である同館は、宮内省内匠寮が設計、主要な部屋の内装をフランスの室内装飾家アンリ・ラパンが担当した邸宅。アール・デコ期を代表する作家ルネ・ラリックやレイモン・シュブらの作品も採用されている。同展は、そんな本格的なアール・デコ様式の建築空間を体感し、鑑賞する、年に一度の建物公開展である。

開館40周年という節目を迎える今年2023年の建物公開では、この邸宅の主であった朝香宮家の人々に焦点を当て、修復したオリジナル家具や調度、同時代の美術品などにより邸宅空間を再現。さらに旧朝香宮家の人々を紹介しながら、同館所蔵の伝来品や、今回特別に同展のために国内各地の所蔵先から里帰りした衣装、工芸、調度などを紹介。精巧で美術的価値の高い宮家ゆかりの品々からは、独得な気品を感じることができるだろう。


また、ボンボニエールの特別出品も見どころのひとつ。西洋諸国で用いられた小型菓子器「ボンボニエール」

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