野外劇『NIPPON・CHA! CHA! CHA!』上演中 池袋西口公園野外劇場で10月25日まで
故・如月小春がオリンピック前夜の喧騒を描いた『NIPPON・CHA! CHA! CHA!』が東京芸術祭2020(総合ディレクター:宮城聰)の野外劇として上演中だ。
『NIPPON・CHA! CHA! CHA!』は1988年に如月の長編作品として発表され、現在に至るまで様々なアーティストによって再演が繰り返されてきた。
直近では2020年1月にKAAT神奈川芸術劇場にて山田うん演出で上演されるなど、如月小春の代表作の1つとなっている。今回の上演は東京芸術祭2020の野外劇。期せずして作品の舞台と同じオリンピック開催前となった2020年10月の上演となった。
本作品の演出は、鳥取の鳥の劇場の芸術監督である中島諒。幅広い作品を現代にも通ずる高い普遍性をもって演出することで国内外からの高い評価を受ける演出家の1人だ。
また、音楽には渋さ知らズの不破大輔、舞台美術には建築家のアトリエ・ワンを迎え、応募者200名のオーディションから選ばれた気鋭の俳優14名。
彼らが一丸となり、10月25日の千秋楽までこの野外劇に挑んでいる。
東京芸術祭2020野外劇『NIPPON・CHA! CHA! CHA!』
作:如月小春
上演台本・演出:中島諒人(鳥の劇場)