2021年4月29日 11:00
およそ10人の人物をふたりで表現! 原田優一&太田基裕が語るミュージカル『ダブル・トラブル』
撮影:源賀津己
ボブ&ジム・ウォルトンの実の兄弟によって書かれた抱腹絶倒のミュージカルコメディ『ダブル・トラブル』が2021年5月2日(日)から上演される。出演者はたったふたりで、演奏はピアノだけ。歌って踊って曲を書くボビー&ジミー兄弟を演じつつ、映画会社の社長や秘書、演出家、スター女優など、およそ10人もの人物をふたりで表現する。ふぉ〜ゆ〜の福田悠太と辰巳雄大ペアの〈ハリウッドチーム〉と、原田優一と太田基裕ペアの〈ブロードウェイチーム〉の2チームで上演される本作より、絶賛稽古を重ねている原田と太田に作品の見どころや意気込みを聞いた。
頭がぱんぱんのふたりです(笑)
――今まさにお稽古中ですよね。順調ですか?
原田ひたすら歌を入れて、本読みをして、昨日ようやく初振付に入りました(※取材は4月上旬)。頭がぱんぱんのふたりです(笑)
――おふたりでおよそ10役ですものね。
原田はい。お芝居だけではなく、役を変えるための段取りを覚えなくてはいけないのが大変ですね。袖に引っ込んだら一息つけるわけではなく、袖に引っ込んで、すぐに着替えて、また出て行かなくてはいけない。普通のお芝居の倍以上の段取りがあるのではないかなと思いますね。