池田亮率いるゆうめい『養生』開幕 舞台写真&開幕コメント到着
2月17日(土) 下北沢ザ・スズナリにて、ゆうめい新作公演『養生』が開幕し、併せて舞台写真と作・演出・美術の池田亮の開幕コメントが公開された。
香取慎吾主演『テラヤマキャバレー』の脚本を手掛け、今年9月にはシアタートラムで新作書き下ろしを控える池田亮が、ホームグランドである「ゆうめい」で上演する本作。夜間勤務の現場での実体験を基に、“諦めたいのに諦めない”という矛盾を抱える人物たちを描く。
美大生の橋本は、画家になりたかった。画材を買うために始めた夜勤の内装バイトで、気がついたら、正社員になっていた。橋本の働く百貨店内の画廊スペースで、人気画家になった同期の個展が決まる。なれなかったものに、まだなりたい。「何を、諦めれば──」
キャストは、『動く物』で北海道戯曲賞にて大賞を受賞したウンゲツィーファ主宰の演劇作家・本橋龍、ウンゲツィーファ&ゆうめい常連組であり青年団所属の俳優・黒澤多生、ゆうめい主宰の俳優・田中祐希の3人が出演する。
■池田亮(作・演出・美術)開幕コメント
夜勤現場で仲良くなれた人は、一緒に怒られた人でした。ひたすらに米袋を2人でコンベアーに朝まで運び続けるという仕事でした。