原因は自分にある。パシフィコ横浜公演レポート 「僕たちの未来、一緒に歩んでいきましょう」
「練習ではあるけどライブでスタンドマイクやるのは初めてだったのでちょっと緊張したんですけど」とはにかんだ。
そして、改めて「ステージ広くなったね」と杢代。「バミりがあるんですけど、昔は3番までしかなかったのに。今回15ぐらいまである?」と長野。「今何番まである?」と大倉が吉澤に見に行くように言うが、吉澤がステージの一番端までたどり着いた瞬間に「さあ、次の曲に行きましょう!」と大倉が言い、吉澤が慌てて戻ってくる場面も。
ライブも終盤へ。「げんじぶのネクストフェーズ、羅針盤となるこの楽曲をお聴きください」という武藤の言葉で始まったのは「無限シニシズム」。目まぐるしく変化するフォーメーション、難易度の高さが感じられるダンスをエネルギッシュに新しいげんじぶを見せたところで、「柘榴」「シェイクスピアに学ぶ恋愛定理」を。
パワーもテクニックも増していることを感じさせるだけでなく、広いステージを駆使し、ダイナミックに魅せていく。当たり前だが、ステージが変われば、見せ方も変わる。広いステージが、今の彼らにはよく似合う。さらに、長野が客席にクラップを促し、「原因は君にもある。」。曲中では桜木が「君だ、パシフィコ絶対君だ」