現・帝国劇場最終公演が開幕 CONCERT『THE BEST New HISTORY COMING』華やかに上演中
父である松本白鸚が1969年から2023年まで長きにわたり演じた『ラ・マンチャの男』、その代表曲「見果てぬ夢」を歌った。この選曲に感動すると共に、力強く迷いのない歌声に松の神髄を感じた。歌の前、父の映像に一礼した姿も忘れられない。

二人目のゲスト、松たか子は『ラ・マンチャの男』の代表曲「見果てぬ夢」を熱唱
そして帝劇オリジナル ミュージカル・メドレーの間には、スクリーンに森繁久彌や浜木綿子、倍賞千恵子、本田美奈子.など、帝劇を彩ったレジェンドたちが映し出された。帝劇はかつて和物芝居やストレートプレイも豊富で、時代の変遷を感じることができた。

スクリーン映し出されたレジェンド俳優たちの姿と共に、帝劇の歴史を感じられる演出も

三人目のゲストとして登場した大地真央は、『風と共に去りぬ』出演時の貴重なエピソードも披露
三人目のゲストの大地真央が黄色いドレス姿で現れた。帝劇ミュージカルを牽引した華そのもので、『サウンド・オブ・ミュージック』のタイトル曲と『マイ・フェア・レディ』メドレーを艶やかに歌い切った。大地は『風と共に去りぬ』に出ていた本物の馬との交流話を披露。 「帝国劇場アニバーサリーブック」