2021年7月13日 18:00
東京都心・北東エリアの街なかでアート散策を楽しもう! 「東京ビエンナーレ2020/2021」9月5日(日)まで開催中
東京、特に北東エリアを中心に展開する国際芸術祭「東京ビエンナーレ 2020/2021」が7月10日(土)より開幕した。9月5日(日)までの会期中、上野や谷根千、銀座や丸の内などで幅広いジャンルの作品が展示されるほか、ワークショップやイベントなども開催される。
「東京ビエンナーレ」は、当初は2020年の開催を予定していた国際芸術祭。新型コロナウイルスの影響で開催延期となっていたが、今回「東京ビエンナーレ 2020/2021」として開催されることとなった。テーマは「見慣れる景色へ−純粋×切実×逸脱」。総合ディレクターはアーティストの中村正人と武蔵野美術大学名誉教授の小池一子が務める。今後、2年に1度の開催が予定されている。
参加アーティストはアートや建築分野のみならず、デザインやファッション、食にテクノロジーなど幅広い領域から全64組が参加。
展示会場は千代田区、中央区、文京区、台東区の4区にまたがっており、鑑賞者はそれらの会場を自由にめぐって観賞していく。
そんな大規模な芸術祭の見どころをダイジェストでレポートしよう。
歴史と現代をつなぐ作品
冒頭の写真の作品は、湯島聖堂を会場にした宮永愛子《ひかりのことづけ》。