コンドルズと豊島区民180人が劇場のこけら落としで共演
撮影:HARU
今秋池袋に誕生した、東京建物ブリリアホールのこけら落としシリーズに、ダンスカンパニー・コンドルズが登場。そこで新作『Bridges to Babylon』について、主宰で構成・映像・振付・出演を兼ねる近藤良平に話を聞いた。
未来への架け橋になるような作品にと、ザ・ローリング・ストーンズのアルバム名をそのままタイトルにした本作。だがその本題の前には、“コンドルズ×豊島区民”の文字が。そう、本作は公募による出演者がステージを彩る、参加型舞台なのだ。
「コンドルズは毎年夏に『にゅ~盆踊り』というイベントをやっているので、ワークショップを開いて市民と一緒に踊る、という点では同じなんですよね。だから参加型にすること自体は可能だと思っていて。ただ最終的に200人近い応募があったので、さてどうしようかと。
まぁこの企画自体コンドルズ的ですし、テーマが“祝祭”でもあるので、落とす理由があまりにもない。いろんな人に“ダンスをやろう!”って門を広げちゃったのは僕たち自身でもありますし(笑)。だから全員、結局180人くらいかな。それを90人ずつに分けて出てもらうことにしたんです」
公募による出演者は、小学生から70代までの男女と非常に幅広い。