2022年3月29日 16:30
同じ犬種(?)の大野拓朗&甲斐翔真が伝説のミュージカルに挑む
そこでどういう違いが出てくるのか楽しみ。
音楽劇『クラウディア』に出演の大野拓朗
あらすじからは『ロミオ&ジュリエット』を想起させるが、甲斐はロミオとの違いをつかみかけている様子。
甲斐ロミオはとにかくジュリエットが好きな一心の、世間知らずな若者。それに比べるとジアラは年齢も考え方も大人だし、本物の愛というものもたぶん知っていた。そしてクラウディアという女性との出会いでもっとすごい愛を知ったけれども、その愛を追求するには戦いから逃れることができず……という。表面上では和製『ロミジュリ』と感じるかもしれませんが、深く知るとそうじゃない、別の中味があるんですよというのを今のうちに言っておきたいです(笑)。
大野『クラウディア』は岸谷さんの手掛ける“反戦三部作”の中のひとつの作品で、いま上演することにとても意味を感じます。殺陣や歌、衣裳を最大限に生かし表現をする世界観を通して、観てくださった方が、『大切なことは何か』を感じ取ってくれたら嬉しいです。
“本物の愛”を彩るのは、「真夏の果実」などの名ナンバー。
大野サザンオールスターズの素晴らしさはエンターテインメント性。桑田さんの歌声も明るい曲では本当に楽しそうで、しっとりした歌だとめちゃくちゃ胸に響く。