“未体験の刺激”に出会える! 映像アートの祭典が今年も開催
日本最大級の映像アートの祭典のひとつ“イメージフォーラム・フェスティバル”が今年も開催される。国内外の最先端の映像作品や、歴史的に価値の高い作品を紹介する催しで、今年は“ラフ&ワイルド”をテーマに多彩な企画・プログラムが組まれた。
本映画祭は、世界各国・地域から厳選された映像作品を鑑賞することで、これからの芸術表現やメディア環境、社会のあり方について考えたり、感性を研ぎ澄ますことができるイベントとして毎年、多くの観客を集めている。会場にはメディア・アート愛好家だけでなく、映画ファンや、芸術作品全般に興味がある人も多く来場しており、映像作家やキュレーターが登場する企画も好評を集めている。
今年は「一見洗練されておらず、既存の評価軸や歴史的文脈で捉えきることができない表現や、最初は周縁的で小さく見える出来事が、時と場所を超えてやがて大きな意味を持つ、そのような可能性に着目」(公式サイトより)するべく、作品がセレクトされた。
「エクスペリメンタル・パノラマ現代ポルトガル映画:語りの霊性」と題したプログラムでは、上映時間381分の超大作『アラビアン・ナイト』をはじめ、巨匠タル・ベーラのもとで学んだアンドレ・ジル・マタ監督の『時間の木』など4作品が上映される。
他にも抑圧的な政治状況にあった1960年代の台湾のアヴァンギャルド映画を集めたプログラム、公募作品から厳選された22本が上映される“東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション”、1960年代に活動を開始した映像作家・飯村隆彦の主要作品を網羅する特集、先ごろこの世を去ったアート・アニメーション作家スーザン・ピットの追悼上映などが予定されている。
映像アートは題材、撮影や上映の形式、表現方法が多岐に渡っており、事前の予備知識がなく会場に足を運んだとしても何かしらの新しい発見や、想像もしなかった刺激的な体験ができる可能性が高い。
なお、本イベントは長年に渡って開催されており、作品のクオリティは折り紙付き。中には解説のあるプログラムも用意されており、観て、感じて、さらに知識も得られる時間になりそうだ。
イメージフォーラム・フェスティバル2019
シアター・イメージフォーラム
9月23日(月)まで開催中
スパイラルホール
9月20日(金)から23日(月)まで開催
愛知芸術文化センター
11月8日(金)から10日(日)まで開催
提供元の記事
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