映画監督ピーター・ボグダノヴィッチが亡くなった。82歳。L.A.の自宅に救急車が呼ばれたが、まもなく息を引き取ったという。死因は自然死。
ボグダノヴィッチはニューヨーク州生まれ。1968年の『殺人者はライフルを持っている! 』で映画監督デビュー。71年にはティモシー・ボトムズ、ジェフ・ブリッジス、エレン・バースティンらが出演する『ラスト・ショー』を監督、監督部門と脚色部門でオスカーにノミネートされた。73年にはライアン・オニールとテイタム・オニールが親子で共演する『ペーパー・ムーン』をヒットさせる。
その他の監督作にシェール主演の『マスク』、キルステン・ダンスト主演の『ブロンドと棺の謎』など。
俳優としても活躍。『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』にはカプファバーグの役で15話に出演。ほかに『ママと恋に落ちるまで』、『グッド・ワイフ』、『Get Shorty』など数多くのテレビドラマに出演した。
文=猿渡由紀
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