シリーズ最終章『ヴェノム:ザ・ラストダンス』スタッフの製作秘話到着「この映画はロードムービー」
と語り、「屋外、夜、すべてが実際の場所です。他にもラスベガスに行く、メキシコに行く、飛行機に乗るというシークエンスがあります。空中戦のシークエンスもあります。エディとヴェノムが一緒に砂漠を歩くシーンも素晴らしいです。この映画は極めて広範囲なものを描いています」と壮大なスケールでの撮影となったことを明かしている。
砂漠の真ん中に広大な軍事施設が建設されたり、ヴェノムたちがミセス・チェンと再会するラスベガスのペントハウスなどのセット、さらに川の急流のシーンでは撮影所近くの野外撮影用の場所に大きな川の水槽も作られており、「セットやロケーションの多様性が、俳優たちのスタントワークを困難ながらもエキサイティングなものにした」とスタント・コーディネーターのジェームズ・M・チャーチマンは語る。
また、撮影監督のファビアン・ワグナーは、「この映画はロードムービーなので、数多くの綿密な段取りがあって、絶え間なく動いていますが、非常に美しい親密なシーンもあります。私たちは、クレーンを使っての壮大なワイドショットだけでなく、手持ちも数多く用いていました。非常に面白い組み合わせになったと思います」と、様々なロケーションでの撮影があり、これまでと違った映像に仕上がったことを明かした。