北斎も手掛けた江戸のカレンダー「絵暦」を紹介する展覧会がすみだ北斎美術館で開催
このほか例として、登場人物が、大小の月の数字がデザインされた着物を着ていることなどがあげられよう。
葛飾北斎《雪の朝》すみだ北斎美術館蔵(通期)(会期中同タイトルの作品に展示替えあり)
このように小品ながらもアイデアと技巧をこらした絵暦が並ぶ同展では、ぜひ大小の月がどこに隠されているのかを探しながら、とんちの効いた江戸のカレンダーを楽しみたい。
会期中は、学芸員によるスライドトークや講師を招いての講演会、さらに多色摺り木版画で季節のハガキをつくるワークショップなどの関連イベントが行われる。詳細は美術館ホームページで確認を。
<開催概要>
『読み解こう!北斎も描いた江戸のカレンダー』
会期:2024年12月18日(水) 〜 2025年3月2日(日)※会期中展示替えあり
会場:すみだ北斎美術館
時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜(1月13日、2月24日は開館)、12月29日(日)~1月2日(木)、7日(火)、14日(火)、2月25日(火)
料金:一般1,000円、大高・65歳以上700円、中学300円
公式サイト:
https://hokusai-museum.jp/Edocalendar/
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