加藤健一事務所『灯に佇む』10月上演 内藤裕子による愛と感動の医療ドラマ
加藤健一事務所の10月公演『灯に佇む』が、2024年10月3日(木) から13日(日) に東京・紀伊國屋ホールで上演される。
本作は小さな診療所を舞台に、医者としての矜持や方針が相違する親子を通して“命”を考える物語。緻密な取材をもとに温かな目線で描く内藤裕子の戯曲に、加藤健一事務所が初めて挑む。加藤健一、加藤忍、阪本篤(温泉ドラゴン)、占部房子、加藤義宗、西山聖了、新井康弘が出演するほか、演出は堤泰之が手がける。
また、加藤健一からのコメントが到着した。チケットの一般発売は8月18日(日) 10時よりスタートする。
■加藤健一 コメント
カトケン事務所のこの秋の舞台は、日本の医療にスポットライトを当ててみたいと思います。
私自身も歳を重ねるにつれ、病院に通う機会がだんだん増えて来ました。これといった病気がある訳ではありませんが、予防医療といった感じで幾つかの科にかかっています。そして時々「これは変だな?」と思うことがあります。医療もただの商売だと考えれば仕方のないことかもしれませんが、そうは考えたくないという思いもあります。
今作はあるひとりの老医師をとり巻く、小さな町の医療従事者たちと患者たちの姿を描いた、内藤裕子の愛と感動の医療ドラマです。