2021年9月2日 12:00
ついに劇場版が公開! 沢口靖子と内藤剛志に聞く『科捜研の女』が愛される理由
例えば1時間じゃなく、2時間のスペシャルドラマになったり、前後編のスペシャル版だったり。そういう意味で、映画ってまた新しい形なんですね。
やることは一緒なんですけど、また新しいチャレンジができるなと。決して映画が“終点”だと思ってやってきたわけではないんですが、新しいことを楽しめるというのが、話を聞いて思ったことでした。
『科捜研の女 -劇場版-』
――映画ならではとも言えるオールスターキャストで、ファンにとっては懐かしく、嬉しい面々が続々と登場します。撮影現場で印象的だった再会のエピソードについて教えてください。
沢口それぞれのみなさんとマリコの歴史がありまして、お会いしたときは嬉しい、懐かしい気持ちになりました。それぞれの方とのいろんな思いがあるんですが……特に長田成哉さんが演じる相馬くんは、マリコのヤンチャな弟的な存在でした。
今回は、カナダ在住という設定で、映画の中ではリモートでの会話だったんですけど、撮影ではマリコの声の相手をするために長田さんがスタジオに来てくれたんです。今までと同じ物理研究室の自分のデスクに座り込んで、以前と同じようにすっかり溶け込んでましたね。「科捜研はやっぱりいいなぁ」