ついに劇場版が公開! 沢口靖子と内藤剛志に聞く『科捜研の女』が愛される理由
という感じなんですけど、僕自身は20年ずっと「なんでいっけいなんだよ!」と思ってたので、そんな思いがやっと成就しました!お客さんにしてみたら「いよいよ3人が会うぞ!」と思うでしょうから、そこは楽しんでほしいですね。
いや、本当に(元ダンナが)いっけいっておかしいよね?やっと“恨み”を晴らせました(笑)。
沢口3ショットが見られるので、そこは楽しみにしていただきたいですね(笑)。
“科捜研”という言葉を他のドラマで耳にして認知を実感した
――今でこそ“科学捜査”を軸にしたドラマは国内外で数多くありますが、放送が始まった1999年頃はなじみのない存在だったかと思います。放送開始当初、沢口さんはこの作品にどんな印象を抱いていましたか?
沢口(ドラマの話が来て)科学捜査研究所という言葉自体、初めて知って、そんなものが主体のドラマは他にないし、現場に残された微細な証拠から犯人にたどり着くという内容がとても面白い、希少なミステリーになるなと感じましたね。
――その後、これほどの人気を博し、シリーズが続いていくと思っていましたか? 周りの反響の変化やご自身で“手応え”を感じた瞬間などはありましたか?
沢口先のことは見ず、毎年、毎年、新たな気持ちで、いただいた台本ごとに向き合ってきたという感じですね。