くらし情報『『青山悟 刺繍少年フォーエバー』目黒区美術館で 目黒区出身・在住の現代美術家による美術館初個展』

2024年4月5日 11:30

『青山悟 刺繍少年フォーエバー』目黒区美術館で 目黒区出身・在住の現代美術家による美術館初個展

に対し、「永遠なんてあるのでしょうか」というメッセージを投げかける。また、刺繍は女性がするものという伝統的な男女の役割の問題についても問いかける。「刺繍少年」という展覧会タイトルは、50代である青山がジェンダーやエイジズム(年齢差別)の問題を暗示するねらいであえて付けたものだ。
作品を鑑賞しながら、手仕事とテクノロジーの発達、働く喜びや尊厳と搾取の違い、製品と美術作品の違いなど、さまざまなことに考えが及ぶだろう。なお、5月3日・6月2日には自作について語り、ミシンによる実演も行うアーティストトーク、 5月6日には小泉元宏(立教大学社会学部教授)との対談、5月19日には担当学芸員とのトークイベントもある。美しい絵画のようでいて、ユーモアも含ませながら風刺をチクリと効かせた世界を楽しみたい。

<開催概要>
『青山悟刺繍少年フォーエバー』

会期:2024年4月20日(土)~2024年6月9日(日)
会場:目黒区美術館
時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日;月曜(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
料金:一般900円、大高・65歳以上700円
公式サイト:
https://mmat.jp/exhibition/archive/2024/20240420-427.html

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