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愛と科学に生きた女性の“ありえたかもしれない物語” ミュージカル『マリー・キュリー』まもなく開幕

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愛と科学に生きた女性の“ありえたかもしれない物語” ミュージカル『マリー・キュリー』まもなく開幕


男性科学者しかいなかった時代にノーベル賞を2度受賞した「キュリー夫人」ことマリー・キュリーを題材に、Fact(歴史的事実)とFiction(虚構)を織り交ぜた“ファクション・ミュージカル”として韓国で生まれた『マリー・キュリー』。日本では2023年に鈴木裕美演出、高橋亜子翻訳・訳詞、愛希れいか主演で初演されて好評を博した。10月25日(土)、新たに昆夏美と星風まどかを主演に迎えた再演版が東京・天王洲 銀河劇場で開幕する。

19世紀末、マリー(昆/星風)は大学進学のためパリに向かう列車の中でアンヌ(鈴木瑛美子/石田ニコル)と出会い、親友となる。当時数少なかった女性科学者として、研究者のピエール・キュリー(松下優也/葛山信吾)と共に新しい元素ラジウムを発見し、ノーベル賞を受賞するマリー。ところがミステリアスな男、ルーベン(水田航生/雷太)が経営するラジウム工場で体調を崩す工員が出てきて……。マリーの愛、友情、苦悩、そして揺るぎない信念を描く、“「ありえたかもしれない」もうひとりのマリー・キュリーの物語”だ。

『レ・ミゼラブル』のエポニーヌとファンテーヌ、『ミス・サイゴン』のキムなど数々の大型ミュージカルで主要な役を演じてきた昆と、トップ娘役として活躍した宝塚歌劇を2024年に卒業後、『ニュージーズ』『1789-バスティーユの恋人たち-』『PRETTY WOMAN The Musical』などのヒロイン役を次々と射止めている星風。
「私たちの『マリー・キュリー』をお届けすることが使命だと感じています。嘘なく演じたいです」(昆)、「当時の彼女(マリー)の血のにじむような努力、信念、精神力が数多くの方々の命を救っているのだと思うと尊敬しかありません。敬意を払ってこの物語に生きる彼女の人生をまっとうしたいです」(星風)と語るふたりがそれぞれ、松下ピエールと鈴木アンヌ、葛山ピエールと石田アンヌと共にどんなマリー像を描き出すかに注目したい。

また今回は、マリー・ピエール・アンヌは2チーム制ながら、ルーベン役の水田と雷太はどちらのチームとも組むという形が採られており、さまざまな化学反応が期待できそうだ。

【再演決定!】ミュージカル『マリー・キュリー』SPOT映像


ミュージカル『マリー・キュリー』ビジュアル撮影メイキング&インタビュー 【Part1】
ミュージカル『マリー・キュリー』ビジュアル撮影メイキング&インタビュー 【Part2】



文:熊田音子

<公演情報>
ミュージカル『マリー・キュリー』

脚本:チョン・セウン
作曲:チェ・ジョンユン
演出:鈴木裕美
翻訳・訳詞:高橋亜子

出演:
昆夏美/星風まどか(Wキャスト)
松下優也/葛山信吾(Wキャスト)鈴木瑛美子/石田ニコル(Wキャスト)水田航生/雷太(Wキャスト)
能條愛未可知寛子清水彩花石川新太
坂元宏旬藤浦功一山口将太朗石井咲石井亜早実
飯田汐音(スウィング)

【東京公演】
2025年10月25日(土)~11月9日(日)
会場:天王洲 銀河劇場

【大阪公演】
2025年11月28日(金)~30日(日)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/mariecurie/(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2558532&afid=P66)

公式サイト:
https://mariecurie-musical.jp/

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