音楽関連団体より新型コロナウィルスに関する呼びかけ 「これ以上の感染が広がらないように」
3月3日18時、一般社団法人日本音楽事業者協会、一般社団法人日本音楽制作者連盟、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会、主要コンサート制作会社ら音楽関連団体より、新型コロナウィルス感染拡大の防止呼びかけに関する声明文が発表された。
2月26日、政府は新型コロナウィルス感染拡大の防止措置として、スポーツ、音楽ライブ、イベントの実施を「今後2週間は中止や延期、規模縮小するよう要請する」と表明。以後、プロ野球オープン戦の無観客試合による実施、音楽ライブの中止・延期、映画館の一時的な休館などの措置が取られている。事態はまだまだ不透明な状況の中、音楽関連施設での感染拡大の報道がされるなど、業界全体がきわめて厳しい状況に直面している。
声明文では、中止・延期の選択理由について「何よりも皆さんの健康が優先されることが大事」と説明する一方、「開催に向けて準備してきた苦労や、開催することで得られる充実感や達成感、そして何よりもオーディエンスの皆さんと分かち合えるかけがえのない喜びなど、経済的な損失以上に、その代償は大きなものがあります」と実情を述べる。今後の取り込みとして、「新型コロナウイルスに対して今一度正しい知識と関心を持つこと」