渡辺謙、山本耕史、石丸幹二、森崎ウィンらが歌で“喜び”を届ける 『NO STAGE NO LIFE! ミュージカルを止めるな!』明日開幕
7月半ばから徐々に再開され、9月下旬からは満席に近い状態での観劇も可能となりつつあるミュージカル公演。それでもまだ、大規模なセットやキャストを要する公演は中止を余儀なくされるなか、花盛りなのがミュージカルコンサートだ。各主催者が独自の出演者やプログラムを打ち出してファンを楽しませているが、明日24日(土)と翌25日(日)に東急シアターオーブで開催される『NO STAGE NO LIFE! ミュージカルを止めるな!』もまた、オリジナリティあふれるものとなっている。
大きな特徴は、20世紀を代表する作曲家で指揮者、レナード・バーンスタインの没後30年を記念し、第一部が彼の特集となっていること。『キャンディード』『ウエスト・サイド・ストーリー』『オン・ザ・タウン』の名曲の数々が披露されるとのことで、偉大なる音楽家の世界にどっぷり浸かれる時間となりそうだ。また、さまざまな作品が網羅される第二部で、『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』『RENT』などの世界的名作に混じり、三谷幸喜作・演出の日本オリジナルミュージカル『オケピ!』の楽曲が入っていることも見逃せない。同作を製作したPARCOが主催者の一角である、本公演ならではの特徴と言えるだろう。