2021年12月1日 12:00
今井翼「師匠を理解したくて楽曲聴いてる」 リーディング・コンサート『ベートーヴェンからの手紙』インタビュー
朝起きて、すぐベートーヴェンの音楽をリビングで流すようにしています。
リーディング・コンサート『ベートーヴェンからの手紙』
──本作にはベートーヴェンの名曲が10ほど登場します。リビングで聴いているのは劇中のナンバーですか?
いえ、登場しないナンバーも聴いていますね。ビギナーなので、できるだけベートーヴェンのいろんな音楽に触れたくて。毎朝聴いていると気分が高揚してきて、活力になる気がしました。繊細なベートーヴェンだからこそ生まれた情熱的なメロディに、きっと影響されているんでしょうね。
──本作に登場する・しないを問わず、今井さんの中で印象に残っているベートーヴェンの楽曲を教えてください。
そうですね、いっぱいあって困ってしまいますね(苦笑)。
有名な「交響曲第5番(運命)」や「交響曲第6番(田園)」は自然と耳に残りますけど、やっぱり持っているCDの1曲目を一日のはじまりに聴く、という意味で「交響曲第1番 ハ長調」ですね。いまやすっかり生活の一部に溶け込んで、僕に“癒し”をもたらしてくれています。
──非常に穏やかな楽曲なんですね。ビギナーでいらっしゃるなら、「運命」や「第九(交響曲第9番:歓喜の歌)」