鈴木保奈美主演『逃奔政走』が本日開幕 共演・寺西拓人は「とにかく保奈美さんの疲労はすごいだろうなと」

撮影：阿部章仁

舞台『逃奔政走-嘘つきは政治家のはじまり？-』が本日7日5日(金)、東京・三越劇場にて開幕。前日に行われた取材会に鈴木保奈美、寺西拓人、相島一之、佐藤B作、脚本・演出の冨坂友が登壇し意気込みを語った。

本作は清廉潔白な女性知事が様々なしがらみや理不尽なトラブルに巻き込まれ、現実に流されながらも自らの正義感と使命を取り戻していくコメディ作品。スキャンダルの火消しに奔走する女性知事・小川すみれを鈴木が演じるほか、ライバル政治家役を寺西、副知事役を相島、大物政治家役を佐藤が務める。

開幕に際し寺西と相島は、「2時間15分の上演時間のうち2時間くらい（鈴木）保奈美さんが喋っている」（寺西）、「保奈美さんは知事の役なので膨大な量のセリフがあるのですが、すべて覚えていらっしゃって、コメディのセンスも抜群ですし、ぜひ頭から最後までご覧いただきたいです！」（相島）とそれぞれ鈴木のセリフ量の多さにふれ、鈴木も「台本は覚えても覚えても新たに追加されて、最後の3ページが来たときにちょっと心が折れそうになりましたが、後悔しないように全力でやります」と苦労を伺わせた。さらに、佐藤が「面白い本を作るのはなかなか難しいのですが、今回はかなり面白くできているなと思います。