GLAY、“エンタテインメントの逆襲”開始! 4カ月連続配信ライブ第1弾レポート到着
SEでは「この世に光を灯す」といったメッセージと共にアニメーションが映し出され、円形ステージからメンバー4人が同時に登場する。その姿だけで物語れる「THIS IS J-ROCK」感。四半世紀を駆け抜けてきた彼らだからこそ立ち姿で語れる雰囲気である。そこから1曲目は「KISSIN’ NOISE」。ハードなギターリフから畳み掛け、それとリンクするように配信ライブならではの映像演出がシンクロする。2曲目の「WET DREAM」ではさらにハードな演奏と激しい映像エフェクトが散りばめられ、配信ライブでもステージの熱量が画面越しに伝わってきた。
3曲目はGLAYのROCKといえばこの曲「誘惑」。J-ROCKの中でも、最初のドラムを聞いてわかる曲は数少ないであろうが、前半から惜しみもなく披露するその姿勢はまさに自分たちのバンドとしての勢いを魅せつけてくれた。
その熱はそのままにインディーズ時代のアルバム『灰とダイヤモンド』から「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」、そして1993年7月31日に配布されたデモテープ時代から超貴重な「LOVE SLAVE」を披露。デビュー前のギラギラしたGLAYを令和に打ち出してくれた。