福山雅治×稲葉浩志! 『映画ラストマン』主題歌の詳細発表 予告編も公開
福山雅治の新曲で、『映画ラストマン -FIRST LOVE-』の主題歌「木星 feat. 稲葉浩志」の詳細が発表された。
『映画ラストマン -FIRST LOVE-』では、全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山)と、警視庁捜査一課の護道心太朗(大泉洋)のバディが新たな事件に挑む。皆実の初恋の人、ナギサ・イワノワ(宮沢りえ)が登場し、世界的な天才エンジニアである彼女を謎の組織から守るため、愛する人を守り事件を解決しようとする。
その主題歌となる「木星 feat. 稲葉浩志」は、福山が作曲・編曲・プロデュースを手がけ、稲葉浩志が作詞を担当した。福山にとって稲葉は、アーティストとして、そしてその人間性も含めて愛してやまない存在とのことで、これまで2014年に稲葉のオフィシャルサイト「en-zine」の企画で、お互いが大ファンである「UFC(総合格闘技)対談」に福山がゲスト出演したほか、2020年には福山のデビュー30周年YouTube対談企画に稲葉が出演するなどの交流があった。
2025年1月、福山が映画の主題歌のオファーを受けた際、「KOH+の『最愛』のように、“中の人”が表現しているからこそ、映画と主題歌が地続きでつながっている。という感じが理想です」とプロデューサーに伝え、楽曲提供を快諾。映画の「無敵のバディが挑む、新たな難事件」というストーリーから、“音楽の最強バディ”として稲葉に声掛けをしたいという思いに至ったという。
福山は稲葉に直接依頼することもできたが、「稲葉さんが断りたくても断りづらい流れになってしまってはいけない」と考え、あえて正規のルートとして互いのレコード会社を通じて申し入れをした。そんな福山の思いを受け、稲葉は「面白いプロジェクトですね」と快諾した。
楽曲制作では、稲葉が仮編集されている映画の世界観を汲み取り、先んじて制作されていた福山のメロディに歌詞をのせる作業がスタート。まず福山のレコーディングスタジオで、稲葉歌唱のキー確認が行われ、福山のアコースティックギター1本に稲葉が仮歌で楽曲キーを探っていったという。その後、データのやりとりや詞の世界観を共有するなどの綿密な作業が行われ、10月に楽曲が仕上がった。
福山は「大泉さん演じる護道さんとともに数々の難事件を解決してきた皆実さん。そんな皆実さんを心に宿しながら、音楽で最強バディを組ませていただくとしたら?それは、日本が生んだ史上最高のロックヴォーカリストである稲葉浩志さんしか考えられない、という厚かましい一択と揺るぎない直感でした」とコメント。また、「今回、この大胆なオファーができたのは、僕の中の皆実さんが“稲葉さんにお願いしてみましょう!”と突っ走ったからとしか考えられません」と述べ、東京ドームでの稲葉のパフォーマンスを目にし、あらためて稲葉の実力に感嘆したと振り返っている。
一方、稲葉は「福山さんと、音楽をやる歓びを感じながら、怒涛の勢いでやりとりをしながら、完成までの道程を楽しませていただきました。なんと贅沢な時間だったでしょう。我々の想いが詰まった『木星』がラストマンの世界を優しく彩ってくれることを祈っております」とコメントしている。
楽曲は映画公開日と同日の12月24日(水)にデジタルシングルとしてリリースされる。併せて主題歌を使用した映画の予告編も公開となった。
■福山雅治 コメント全文
大泉さん演じる護道さんとともに数々の難事件を解決してきた皆実さん。そんな皆実さんを心に宿しながら、音楽で最強バディを組ませていただくとしたら?それは、日本が生んだ史上最高のロックヴォーカリストである稲葉浩志さんしか考えられない、という厚かましい一択と揺るぎない直感でした。
今回、この大胆なオファーができたのは、僕の中の皆実さんが「稲葉さんにお願いしてみましょう!」と突っ走ったからとしか考えられません。
なぜなら、先日の東京ドームも拝見させていただきましたが、どの瞬間も全身全霊で歌い、オーディエンスの本能を刺激し続ける姿を目にし、今更ながら稲葉さんにオファーをしたことにひとりひっそりビビっている自分がいました。
今作「木星 feat. 稲葉浩志」は、『映画ラストマン -FIRST LOVE-』の核心を射抜く歌詞、力強くも深い包容力のある歌唱が刻まれています。そんな稲葉さんの表現に導かれたレコーディングは「創造のツボ押し」状態でした。自分ひとりのソングライティングでは生まれ得ないメロディ、転調、編曲、ジャケット、MV、さまざまなアイデアが湧いて、湧いて仕方なかったです。
永遠に終わりたくなかった稲葉さんとの創造が終わり、こうして皆さまに楽曲をお届けできることが心からうれしくもあり、同時に寂しくもあります。この楽曲が皆さまの「心を照らす光」となることを願います。
■稲葉浩志 コメント全文
福山さんと、音楽をやる歓びを感じながら、怒涛の勢いでやりとりをしながら、完成までの道程を楽しませていただきました。
なんと贅沢な時間だったでしょう。
我々の想いが詰まった『木星』がラストマンの世界を優しく彩ってくれることを祈っております。
■東仲恵吾(『映画ラストマン -FIRST LOVE-』企画プロデュース)コメント全文
この度、映画ラストマンを彩る「最強で最高な主題歌」がついに発表されました。
主演の福山さんから以前、“映画のエンディングを飾る曲は、作品のピリオドを打つ、まさに作品の一部”だというお話を伺っていました。
だからこそ、今回、主題歌のオファーは、皆実さんを演じる福山雅治さんご本人にぜひお願いしたいという強い思いから実現したものです。
そして、そこで福山さんから提案されたのは、私たちの予想を遥かに超える、思いもよらないサプライズでした。
映画をご覧いただいた上で、作品の世界観を深く理解してくださった稲葉浩志さんが紡ぎ上げた、魂を揺さぶる歌詞。この作品への熱い想いをすべてぶつけてくださった福山雅治さんによる渾身の楽曲。
まさに、映画『ラストマン』の物語を完成させる、究極の「最後のピース」が今、ここにできあがったという確信に満ちています。
この感動を、ぜひ劇場の大スクリーンで、その耳で体感してください!
『映画ラストマン -FIRST LOVE-』主題歌予告
<作品情報>
『映画ラストマン -FIRST LOVE-』
12月24日(水)公開
<楽曲情報>
福山雅治「木星 feat. 稲葉浩志」
12月24日(水)配信リリース
作詞:稲葉浩志
作曲・編曲・プロデュース:福山雅治
ストリングスアレンジ:井上鑑
映画公式サイト:
https://www.lastman2025.jp
(C)2025映画「ラストマン」製作委員会
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