東京バレエ団『くるみ割り人形』視覚障がい者向けのサポートをテスト導入決定
12月に開催される東京バレエ団『くるみ割り人形』公演にて、主催の(公財)日本舞台芸術振興会が、同財団初の試みとしてレティッサオンハンド(視覚障がいをお持ちの方向けの手持ち型レーザ網膜投影視覚支援機器)を用いたサポートサービスを実施する。
総合芸術であるバレエは「観る」要素が非常に強いため、視力に障がいのある人や弱視の人が楽しむことは困難だった。そこで、これまで視覚の問題でバレエに触れる機会がなかった人にもバレエの素晴らしさを感じてもらう機会の創出を目指し、東京文化会館の全面協力のもと、レティッサオンハンド(視覚支援機器)の貸し出しをトライアル企画として実施する。
レティッサオンハンド(視覚支援機器) 写真提供:東京文化会館
<公演情報>
東京バレエ団『くるみ割り人形』レティッサオンハンド(視覚支援機器)貸出し対象公演(3公演)
12月13日(金) 19:00 開演
12月14日(土) 12:30 開演 / 17:30 開演
※1公演につき10台程度ご用意いたします。
会場:東京文化会館大ホール
【チケット】
レティッサオンハンド(視覚支援機器)付きS席:13,000円 ※座席位置は1階席後方
同伴者S席:14,500円 ※同伴者はS席以外も購入できますが、S席以外では上記の席と連席にはなりません。