aiko、全国ツアーファイナルで結婚をサプライズ発表「一番初めにファンの皆さんにお伝えしたかった」
(Photo by 岡田貴之)
aikoのホールツアー『Love Like Pop vol.22』が、12月14日に行われた東京・東京ガーデンシアター公演で千秋楽を迎えた。
本公演は9月1日に開催されるはずだった公演の振替公演で、ツアーの最終日となった。本来は5月14日の東京・J:COMホール八王子公演から始まるはずだったツアーも、緊急事態宣言の影響により最初の5公演が延期となり、6月8日の東京ガーデンシアター公演で幕を開けた。その後も会場によっては延期を繰り返すなか全国各地を巡り、当初の予定通り東京ガーデンシアター、大阪・フェスティバルホールを中心に、ホールツアーライブでは初の開催となる和歌山・高崎(群馬県)・周南(山口県)でもライブを行うなど、aikoにとってもまさに初挑戦の連続であった。
全国18カ所35公演を完走したaikoだが、ツアーファイナルでは本人からの思わぬビックサプライズで幕を閉じることに。この日は、3月に発売されたaikoの14枚目のアルバム『どうしたって伝えられないから』にも収録されている「磁石」や「ばいばーーい」、9月にリリースされたばかりの新曲「食べた愛」など、aikoの定番曲から最新曲まで様々な楽曲を披露。その後もアンコールまで歌い上げ、会場のボルテージは最高潮に達した。
会場の拍手が鳴り止まない中、aikoは「やっぱりライブは楽しい、今年を振り返るといろんなことがありました…」と締め括りの挨拶をするかと思いきや、「ご報告があります!結婚しました!!しかも去年してました!」と突然サプライズ報告。
会場はファンからの驚きと歓喜の拍手で溢れかえった。そんなファンに向けてaikoは「みんなに言えて本当に嬉しいです。一番初めにファンの皆さんにお伝えしたかったんです。」と口にし、ダブルアンコールを含めた全29曲を歌い上げ、長いツアーの最終日を締めくくった。
aikoは、昨年3月の振替公演となる『Love Like Rock vol.9』を12月22日に東京・Zepp Tokyoでツアーファイナルとして開催する。なおZepp Tokyoは2021年いっぱいでの閉館が決まっており、aikoがZepp Tokyoでライブを行うのは今回が最後となる。<公演情報>
aiko『Love Like Pop vol.22』
12月14日(火) 東京・東京ガーデンシアター