くらし情報『ONEOR8『誕生の日』メインビジュアル公開 作・演出の田村孝裕よりコメント到着』

ONEOR8『誕生の日』メインビジュアル公開 作・演出の田村孝裕よりコメント到着

初演は2020年1月、コロナの直前。
あれから世の中は大きく変貌しています。
この物語が今も通用するのか、もはや時代遅れなのか……
普遍性があるのか、アップデートが必要なのか……
試行錯誤しながら2020年当時よりも
お客さまに“刺さる”物語にしたいと思います。
劇団員、山口森広の代表作です。
おそらく彼が二度と演じることのない「加寿美」を
ぜひ劇場でご覧いただきたいです。

【あらすじ】
木村加寿美、39歳、独身、恋愛経験なし。幼い頃から男の子に見間違われ、母が着せるかわいい服を拒むようになった。思春期に女性としての自我が芽生えるものの、いつしか自分を押し殺し、友人たちに合わせる性格に。
クラスメイトである秋山に恋をしたが、もちろんその気持ちは押し殺した。人生で恋をしたのはこの一度きりである。社会に出ると、性別を超えた存在として男女問わず友だちが増え、その容姿は完全なおっさんになった。女性としての生き方を諦めたこと以外は順風満帆と言える人生で、30歳のとき、加寿美は念願であった自分の店(バー)を開店。友人たちの計らいで店の10周年と加寿美の40歳を記念してパーティが開かれることとなると、そこへ秋山もやってくる。

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