北川景子と吉岡里帆が初共演『連続ドラマW 湊かなえ「落日」』キャスト発表
どんな過去を背負っていても向き合っていこうとする映画監督の香と、現実をまだ直視出来ない脚本家の真尋が邂逅していく姿がスリリングに、かつ柔らかさも持って描かれているように思いました。
■今回演じられた新人脚本家・甲斐真尋という役について役作りで心がけたことや、撮影現場の印象
真尋は脚本家としての自分に自信が無く、ひねくれていてうだつが上がらない臆病な人間です。
過去のトラウマから後ろ向きな性格になってしまった姿を、苦しみながらも何とか前に進んでいく主人公の香さんと対比になるよう気をつけながら演じました。
■視聴者へのメッセージ
ドラマ『落日』は繊細で痛みのある切ない物語であると共に、優しいメッセージの詰まった希望を描いた作品でもあります。
最後のエンディングがとても素敵なので、ぜひ4話続けて見て頂きたいです。
●原作・湊かなえ
■『落日』がWOWOWでドラマ化されることについての気持ち
自分の都合のいいものだけを見て生きる。しかし、日が沈まなければ明日が来ないように、真実を知るからこそ訪れる明るい未来もあると思うのです。それを、映像で感じることができることに大きな希望を抱いています。