くらし情報『本日公開『クワイエット・プレイス:DAY 1』“沈黙の大都市”はこうして生まれた』

本日公開『クワイエット・プレイス:DAY 1』“沈黙の大都市”はこうして生まれた

大画面と立体音響で描かれる一連のシークエンスは圧巻だ。

「彼らは街をバラバラに引き裂きます。私たちは、破壊の大きさだけでなく、より絞りこんだレベルで破壊がどのようなものなのか、多くの議論を交わしました。クリーチャーの爪ができることや、それがもたらす破壊的な影響について法医学的に綿密に考え抜きました」

本日公開『クワイエット・プレイス:DAY 1』“沈黙の大都市”はこうして生まれた


なお、本作はシリーズ初の大都市が舞台の作品だ。静かな郊外とは違い、都市は騒音、人の会話など昼夜問わず“音の洪水”が空間を満たしている状態で、生命体は当然のようにそこに群がる。

「チャイナタウンのモット・ストリートにはゲームセンターがあります。明らかに大きな音を発するので、それには着目するようにしました。チャイナタウンの大道芸人が奏でる幻想的な弦楽器など、街の中で騒々しいものはすべて取り入れました。
ニューヨークを取材して、音を起こすものはすべてメモして映画に注ぎ込んだわけです。そして、彼らが襲来すると、それらの音はすべて消え去ります」

世界最大の都市ニューヨークに静寂が訪れる。人々は生き延びるために沈黙する。音を立てたら即死する街ニューヨーク。『クワイエット・プレイス:DAY 1』ではそんな光景が容赦なくスクリーンに描き出される。

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