2021年10月28日 19:20
[Alexandros]、変わり続けるバンドの“今”を伝えた『ALEATORIC ARENA 4 DAYS』武道館公演レポート
撮影:河本悠貴
[Alexandros]が、アリーナツアー『ALEATORIC ARENA 4 DAYS』のファイナル公演を10月27日に東京・日本武道館で開催。そのオフィシャルレポートが到着した。
開演直前、メンバー4人の顔を模した可愛らしいキャラクターのイラストがステージ上のスクリーンに映し出され、その後所属レーベルのロゴとともに、武道館のアリーナ席を上空から移したオープニング映像が映し出される。ステージ上に川上洋平(Vo / Gt)、磯部寛之(Ba)、白井眞輝(Gt)、リアド偉武(Dr)、そしてサポートメンバー・ROSÉ(Key / THE LED SNAIL )の5人が現れ、ライブが始まる。
1曲目は、今年6月から7月にかけて行われたライブハウスツアー『ALEATORIC TOMATO Tour 2021』も含め、今年のツアーで披露されてきた未発表のインスト楽曲。楽器同士がカオティックに、獰猛に絡み合いぶつかり合う、そんな完全に「攻めた」オープニング楽曲だが、この曲を初っ端に持ってくるところに[Alexandros]の「今」を感じる。今年リアドが加入した新生[Alexandros]は、今まさにその生まれ変わったロックンロールバンドとしての肉体を瑞々しく謳歌しているのだろう。