くらし情報『大竹しのぶ「必死になって困って、道を見つけていきたい」 ひとり芝居『ヴィクトリア』インタビュー』

2023年5月19日 18:00

大竹しのぶ「必死になって困って、道を見つけていきたい」 ひとり芝居『ヴィクトリア』インタビュー

大竹しのぶ 撮影:源賀津己

撮影:源賀津己



世界的な映画監督イングマール・ベルイマンが遺した独白劇に、大竹しのぶが挑む話題作『ヴィクトリア』。ひとりの女性の悲劇的な半生が、彼女のひとり語りによって綴られていく。大竹がひとり芝居の舞台に立つのは、『売り言葉』以来21年ぶり。そして演出を手がけるのは、蜷川幸雄の演出助手時代からの仲だという藤田俊太郎。このふたりのタッグが、いかなる劇世界を生み出すことになるのか。稽古開始が直前に迫る大竹に、現在の想いを訊いた。

自分とはかけ離れた、悲劇的な女性を演じる面白さ

――21年ぶりのひとり芝居です。オファーがあった時の心境は?

ひとり芝居というよりも、まずは戯曲に興味を持ちました。
あとからこれをひとりでやるんだってことに気がついて、ちょっとびっくりしちゃったくらい。でも興味は持っちゃったし、どうしよう……みたいな(笑)。そうか、ひとりなんだってことを、今ひしひしと感じているところです。

――ひとり芝居自体はお好きですか?

はい。だからまたこうしてトライ出来ることがすごく嬉しいです。21年前に『売り言葉』(作演出・野田秀樹)をやった時も、すごく楽しくて。自分でイメージを作れるので、ある意味とても楽というか。

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