岸谷五朗、地球ゴージャス初の海外作品『The PROM』は「ブロードウェイへの恩返し」
撮影:NAITO
昨年、結成25周年を迎えた地球ゴージャスが初の海外作品に挑戦するブロードウェイミュージカル『The PROM』の製作発表会見が2月16日、都内で行われ、主人公エマを演じる葵わかな、エマの恋人アリッサ役の三吉彩花、共演する岸谷五朗と寺脇康文ら豪華キャストが顔をそろえ、意気込みを語った。
アメリカの高校で、卒業生のために開かれるダンスパーティ“プロム”を題材に、レズビアンのカップルが多様な人々との関わりを通して、自分らしい生き方を貫こうと奮闘する姿を描いたミュージカル。2018年にブロードウェイで開幕、2019年にはトニー賞7部門にノミネートされ、昨年12月にはNetflixでメリル・ストリープ、ニコール・キッドマンという豪華な顔合わせで映像化されている。
日本版脚本・訳詞・演出、そしてブロードウェイの俳優バリー・グリックマン役を務める岸谷は2019年、本作をニューヨークのブロードウェイで観劇したといい「トニー賞のすばらしいラインナップをたくさん観たが、この作品が、劇場を去るお客さんの表情が一番幸せそうだった」と振り返った。
その上で「この作品なら、日本の皆さんに元気を与えられると思ったし、数多くのブロードウェイ作品を勉強させてもらい、刺激を受けてきたので、日本で成功させることがブロードウェイへの恩返しだと思う」