2022年3月6日 12:00
浜崎なおこ、急逝した盟友が託した曲「INORI」を3月9日にリリース
元Replicaのボーカリスト・浜崎なおこが、昨年5月に永眠した元Han-naのボーカリスト・ヒトミィク(倉本ひとみ)プロデュースの2曲入りシングル『INORI』を3月9日(水) にリリースする。
Replicaは1988年にデビュー。浜崎なおこのソウルフルなボーカルと激しくもエモーショナルな楽曲で人気を博した。Han-naは倉本ひとみのパワフルなボーカルとスタイリッシュなサウンドで1989年にデビュー。お互い紅一点のボーカルということもあり意気投合し、互いの悩みや喜びを共有する盟友となった。Replicaは1996年に惜しくも解散。浜崎がバンド解散で悩んでいたときに倉本が地元・札幌のライブに浜崎を招き「なおこ、大丈夫! とにかく歌ってみな。そしたら何かが見えるから」という言葉がその後の活動のターニングポイントになったという。
時は流れ、2019年秋に浜崎のもとに電話が…。倉本からだった。10年に渡る介護生活を終えたこと、そして自身も闘病し余命宣告されたことを静かに伝えたという。「死ぬのは怖くないんだ。ただ、もう一度音楽を創りたい。自信を持って世に出せるモノを。だけど、途中で歌えなくなってしまったら、と思うと踏み出せない。