原因は自分にある。『Tune Live 2022』で“異色”のパフォーマンスを披露
(Photo:大塚秀美)
7人組ボーカルダンスグループ・原因は自分にある。が、3月2日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で開催されたライブイベント『Tune Live 2022』に出演した。
『Tune Live 2022』はフジテレビ系音楽情報番組『Tune』の放送5周年を記念したイベント。DOBERMAN INFINITY、Da-iCEなど話題のグループが出演したが、その中でも原因は自分にある。は“異色”なパフォーマンスで魅了した。
Overtureが流れると、満席の客席の中にペンライトが輝き出し彼らの登場を待ちわびる様子が光の動きから読み取れる。壮大なピアノが会場に響き、ステージ上のメンバーが明らかになるとペンライトの光も波が大きくなり「幽かな夜の夢」からライブがスタート。1曲目から“ゲンジブ節”とも言える哲学的な歌詞と爽快なギターサウンドでゲンジブの色を魅せる。
そして隙間なく、ゲンジブの代表曲となる「シェイクスピアに学ぶ恋愛定理」と続く。MCでは、メンバーの長野が「D6(DOBERMAN INFINITYのファンの名称)の皆さん、6面(Da-iCEのファンの名称)の皆さん、D.Y.Tのファンの皆さん、観測者(原因は自分にある。のファンの名称)の皆さんの“原因”になれるように頑張ります。」と話し、メンバーの武藤からは「3月に2作配信リリースされます。爽やかな中にげんじぶらしさを感じる曲になっているのでチェックしてください!」と、ファンにとってはサプライズとなる嬉しい発表もあった。
続けて、Spotifyバイラルチャートインし話題となった「豪雨」を披露。“禁断の恋”をテーマに描かれている楽曲となっているが、平均年齢18歳の彼らがパフォーマンスで表現すると一つの作品となり、なんとも息を呑むように見入ってしまう。
続けて、アップチューンなラップ曲「0to1の幻想」で激しく客席を煽り、観客も縦ノリに。そして、自己紹介曲「原因は自分にある。」で、“ゲンジブとは”をここで証明し、畳み掛けるように続くのは、タイトルからもわかるゲンジブらしさ「嗜好に関する世論調査」で会場中に“2択”という疑問を投げかけた。
最後の挨拶では、先ほどまでの舞台上の姿とは違う少年らしい愛くるしさが垣間見えたゲンジブ。ライブを終えてからもワクワクする期待を観客に与え続ける彼らの魅力を感じられるようなステージとなった。
Photo:大塚秀美
<公演情報>
『Tune Live 2022』
3月2日(水) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)