2022年1月28日 16:00
初の大規模展『特別展アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー』森アーツセンターギャラリーで開催
展覧会『特別展アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー』が、森アーツセンターギャラリーで7月16日(土)から開催される。
1865年にチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンがルイス・キャロルの筆名で発表した『不思議の国のアリス』。今日までに170以上の言語に翻訳されている物語は、児童文学という枠を超え世界中の人々に愛され続けている。本展覧会では、『不思議の国のアリス』がもたらした影響を、 初めて包括的に、 新たな手法で紹介する。
2021年に英国・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)で開催された『Alice:Curiouser and Curiouser』の世界巡回展となる本展では、 日本版アレンジも加え、 来場者を「へんてこりん、 へんてこりんな世界」へといざなう。
ルイス・キャロルによる物語の構想や、 挿絵を手掛けたジョン・テニエルの素描など、 「アリス」の原点から、 映画、 演劇、 ファッション、 アート、 音楽、 写真など、「アリス」が文学の枠を越えて各界に及ぼした影響までを、約300点の展示作品で紹介している。
キャロルが描く幻想的な物語世界はもちろん、 個性豊かなキャラクターやモチーフからは数多くの新たな解釈が生まれ、 サルバドール・ダリ、 草間彌生をはじめ、 ビートルズ、 ヴィヴィアン・ウェストウッドといった一流のアーティストやデザイナー、 映画監督、 作家、 科学者にまでインスピレーションを与えた。