みゆな、1年ぶりワンマンライブ『Delete→再開』オンラインで開催&新曲「奇術」MV公開
Photo by 上飯坂 一
みゆなが11月24日にオンラインワンマンライブ『Delete→再開』を開催した。
みゆなにとって約1年ぶりのワンマンライブとなった本公演には、バンドメンバーとしてかねてよりみゆなの楽曲やライブを共にしてきた、中村圭作(Key)、柏倉隆史(Ds)、村田シゲ(Ba)に加え、木下哲(Gt)が参加。この5人編成でのライブは今回が初となる。
ライブは今年9月、約1年ぶりにリリースされた「神様」からスタートし、これまでライブでのみの披露ながらもファンから大きく支持されている「埋葬」、みゆなが初めて作詞作曲を手がけた「ふわふわ」、さらに11月24日にリリースされた新曲「奇術」を初披露。ライブ序盤から新旧織り交ぜた楽曲で彼女の成長を感じさせた。
Photo by 上飯坂 一
MCではコロナ禍でライブが度々延期となってしまったが、ようやくライブを開催し音楽を届けられたことへの感謝を語り、観客からのコメントと会話を交えながら、自身の母親からのスーパーチャットに触れるなど、パフォーマンスをしている姿とはまた異なる天真爛漫な姿を見せた。
ライブ後半では、福岡で結成されたバンド・yonawoのボーカル荒谷翔大が作曲、みゆなが作詞を担当した「乙女の声は天津風」を高らかに歌い上げ、続けて披露した「缶ビール」ではバンドメンバーを紹介、恒例となっているコール&レスポンスがチャットで巻き起こり、和やかなムードに。
Photo by 上飯坂 一
マイクを手に持つと、柏倉のカウントから一変し、バンドサウンドが印象的な新曲「狂愛」を披露。
一気に駆け抜けるように「レインレイ」を演奏し、全10曲を披露したところでステージを終えた。
Photo by 上飯坂 一
また、ライブ終演後には新曲「奇術」のMusic Videoが公開された。前作「神様」に続き大久保拓朗が監督を務めた今回のMVは、ショートボブヘアのみゆなが猟奇的な表情を見せており、歌詞に登場する「手品」にちなんだ演出を交えた女性らしさを感じられる作品になっている。
みゆな「奇術」MVより
みゆな「奇術」MVより
さらに、みゆな初のファンコミュニティ『六〇七番地(ロクマルナナバンチ)』の開設が決定。ファンコミュニティではオフショットや本人が登場するグループチャット、ラジオ配信など様々なコンテンツを実施予定で、12月27日よりファンコミュニティをメインとしたライブを定期開催することが発表された。定期開催されるライブはコミュニティ会員を対象に10名限定で会場でライブを楽しめるほか、会員以外の人も後日販売される有料配信チケットを購入することでライブを視聴することができる。
■みゆな コメント
神様に続いて2回目となる大久保監督との撮影となりました。
この楽曲は、「相手にいくら愛を注いでいても相手に届いていなければその行動は愛を注いでた"つもり"だった」というもどかしさについて歌っています。
マジシャンと同じで、種が見えてしまったらマジックではなくなるように、私たちの感情も全て表に出してしまったら人間関係も面白みがないのかも。という考えから生まれた楽曲です。
そんな「奇術」への想いを大久保監督と共有し、撮影中にもお互いにアイディアを出し合い、このような様々な表現が詰まったMVとなりました。楽曲のイメージに一番近い表現ができたのではないかな。
映像の中で女の子が二人出てきたり、色彩が変わったり、カットごとの表現の違いや雰囲気をお楽しみ下さい!
みゆな「奇術」MV
<公演情報>
みゆな オンラインワンマンライブ『Delete→再開』